Win+Shift+SやSnipping、Screenpressoとかでもスクリーンキャプチャできますが、何枚もお手軽にスクリーンキャプチャしファイルに保存となるとどれも面倒です。
AutoIt OpenCV-Match UDFをダウンロードすると付いてくる、SnapshotToolが便利です。
1.OpenCV-Match UDFをダウンロードする
以前この記事で紹介したOpenCV-Match UDF(OpenCV2.4まで対応版)の中にSnapshotToolが入っています。
ダウンロードは最初の投稿の下にあります。OpenCV_Match.zip
これを展開すると、下記のような構成になっており、Snapshot-Toolフォルダがあるのがわかります。これ、結構便利です。

2. SnapshotTool.au3
SnapshotTool.au3をビルドし起動しましょう。下記のようなGUIが出てきます。

使い方は右下の「Create Match Image」ボタンを押すと、カーソルが十字に変わり、範囲をマウスで決めると、Project Folder \Match\1.png というようにファイルが出来上がります。
再度行うと2.png、3.というように勝手に番号増えていきます。簡単。
左下ボタン「Get Mark-Coordinates」は、画像ファイルは生成しないで、矩形座標テキストをクリップボードにセットします。
ボタンを押して矩形を適当に選択すると、目には見えないけど座標テキストがクリップボードに。
au3ソースファイルやメモ帳にペーストすると下記のようなテキストになるのが確認できます。
便利。
Local $sCoords[4] = [1053, 215, 1294,392]
2.1 プレビューをなくす
画像ファイルを生成すると、いちいちプレビューが立ち上がるので、OFFにしましょう。
SnapshotTool.au3 L.52 SheelExecute($sBMP_Path[0]) をコメントアウトしてビルドすればOK。
3. 他のUDFなどと組み合わせて使える、地味に強力なツール
OpenCVのmatchTemplate などと組み合わせれば結構サクサク自動化アプリが作れそうですね。

コメント