WebDriverというオフィシャルな機能を使ってChromeを操作できます。そうは言っても環境構築どうやってやるの?と思うので、WebDriverがしっかり起動するかチェックするアプリを提供しています。
以下のようにWebDriverが開き、それを通してChromeの指定したURLを表示する簡単なアプリです。

1. アプリのダウンロード
アプリは無料です。以下よりダウンロードしてください。
インストール不要、レジストリにアクセスしないので一度ダウンロードしたらどのPCに入れても動作します。
Captcha Challenge - STORES
2.解凍したら3つのファイルとフォルダがあります
アプリ本体wdlaunch.exe(中央)、iniファイル(右:設定ファイル)、マニュアルPDF(左)、wd(2020/01/14現在、バージョン79のwebdriverをダウンロードし置いています)です。
もし、お使いのChromeがバージョン80以上なら、マニュアルPDFを見るか、記事「AutoItでChromeを操作する」を参照してChromeWebDriverをPCにダウンロードし、iniファイルにその場所を設定して起動すると起動確認をすることが出来ます。

3. iniファイルの中身
- dirwd + \ + drivername
下の例)C:\wd\chromedriver77.exe - url: webdriver経由で表示するurl
- url2: webdriver経由で表示する2つ目のurl

4. wdlaunch.exeを起動したら動作チェックできます
iniファイルの設定が間違っていたらエラーメッセージボックスが出てきます。
エラーメッセージの詳細はアプリに入っているマニュアルPDFを参照してください。
5. 開くだけでなく情報取得しExcelに書き込むなど応用は様々
今回は動作チェックということでURLを表示するだけでしたが、開いたURLから普段見ている部分の情報を取得しExcelやtxtファイルに書き込む、スマホ代請求書を印刷するために、ログインして請求書ページから最新月のをダウンロード、それをプリンタで印刷(メールに添付して経理に送る)など、ブラウザを使った操作の自動化が簡単になります。
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